今回は【WordPress】MW WP Form メールが送れないと時の対処法について の解説になります!
こんな方に読んでほしい
WordPressを学び始めた方へ お問い合わせ関連のプラグインを探してる方へ 今回はWordPressの「MW WP Form送信ができない時の対処」 について解説しております。
MW WP Formとは 「MW WP Form 」 とは、WordPressのお問い合わせプラグインになります。 「MW WP Form」は、とても使いやすい反面、少し知識が必要になってきます。 ですが、このプラグイン一つで全てのことが設定できるので、しっかり覚えておきましょう。 こちらの方で詳しい設定については解説しております。
MW WP Formの設定について解説
プラグイン一つで全てのことが設定できるので、覚えておきましょう。
MW WP Formメールが送れないと時の対処法について MW WP Formでメールが送れない時にありがちな問題と、その対策をいくつかまとめました。 よくある原因と解決法を理解しておくと、トラブル解消がスムーズになりますよ。
送信元メールアドレスが適切でない 送信元メールアドレスが外部ドメインや存在しないアドレスだと弾かれやすい可能性があります。 MW WP Formの「お問い合わせデータ」には情報は残りますが、メールは届きません。 その原因と対策は以下になります。
● 1:送信元メールアドレスとは?メールの「送信元メールアドレス」は、メールを送る側として受信者に表示されるアドレスのことです。 例えば、info@あなたのドメイン.com のように、サイトのドメインに紐づくメールアドレスが一般的です。 ● 2:外部ドメインのメールアドレスを送信元に使う問題点例えば、Gmail(example@gmail.com)やYahooメールのアドレスを送信元に設定してメールを送るとします。 実際にはエックスサーバー、ロリポップや別のサーバーのメール送信機能を使っているのに、送信元はGmailになっている状態です。 ・これを「なりすましメール」と受信サーバーに判断されることがあります。 ・なぜなら、本来GmailのメールはGoogleのサーバーから送信されるべきだからです。 ・しかし実際は別のサーバーから送信されているため、受信サーバーは「このメールは正当なGmailから送られたのか?」と疑います。 ● 3:メール認証技術(SPF・DKIM)が関係するメールの正当性を判断するために、SPF(送信者ポリシーフレームワーク)やDKIM(電子署名)といった仕組みがあります。 GmailのドメインはGoogleのサーバーだけが送信許可されています。 あなたのレンタルサーバーのIPアドレスはGoogleのSPFに含まれていないため、メールは拒否や迷惑メール判定されやすいのです。 ● 4:存在しないメールアドレスの問題存在しないメールアドレス(例えばスペルミスのアドレス)を送信元にしていると、受信側のサーバーで「送信元が不正」と判断されやすく、こちらも送信拒否される原因となります。 解決策 自分のサイトのドメインに属するメールアドレス(例:info@あなたのドメイン)を送信元に設定する。 「OK」info@example.com 「NG」example@gmail.com SMTP設定とは何か? SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)は、メールを送信するための通信プロトコルの一つです。 WordPressやMW WP Formでメールを送る際には、サーバーの「メール送信機能」を使いますが、 この時の送信方法には主に2つあります。 ・PHPのmail関数を使う方法 ・SMTPサーバーを使う方法
なぜSMTP設定が必要? 多くのレンタルサーバーやメールサービスでは、セキュリティや迷惑メール対策のために、 PHPのmail関数によるメール送信を制限したり、うまく動かないことがあります。
そのため、SMTPサーバーを経由して正しく認証しながら送信する設定が必要になることが多いのです。 SMTPは「メールを送信する専門のサーバー」に直接接続して、メール送信の許可をもらってから送る仕組みなので、確実にメールが届きやすくなります。 ※wordpressや、レンタルサーバーのセキュリティで弾かれる可能性が高いです。
SMTP設定をしないとどうなる? 問題点 メールが送信できなかったり、エラーになる可能性が高いです。 送信はされても迷惑メールフォルダに入る可能性が高い 受信側で拒否されることもあります。WP Mail SMTPの導入 「WP Mail SMTP 」とは、WordPressから送るメールを、正しいSMTPサーバーを使って安全かつ確実に送信できるようにするプラグインです。 ダウンロードは以下のサイトからできます。
プラグインのインストール方法は上記の「プラグイン導入方法 」からご確認ください。 次に使用についての解説です。
● 1:プラグインをインストールプラグインをインストール後、「有効化 」を選択 ● 2:設定画面に移動MW WP Form単体にはSMTP機能がないため、「WP Mail SMTP」と使うのが一般的です。 WP Mail SMTPの設定について ● 1:送信元メールアドレスinfo@〇〇〇〇〇〇.comを入力してください。 ● 2:送信元メールアドレスを強制使用「オン 」に設定します。 送信元メールアドレスの統一で迷惑メール判定を防ぐため メール送信に使うドメイン(例:test-info.com)と送信元メールアドレスが一致しないと、受信側(Gmailなど)で「なりすまし」や「スパム」と判断されやすくなります。 強制使用をオンにすると、どのフォームから送信されても必ず設定した送信元メールアドレスが使われるので、迷惑メール扱いされにくくなります。 ● 3:送信者名メール送信者の名前です。 ● 4:メーラー「その他の SMTP 」にチェックを入れます。 ● 5:SMTP ホスト契約しているレンタルサーバーやメールサービスが提供するSMTPサーバーの情報を入れます。 例)ロリポップなら 「smtp.lolipop.jp」になります。 ● 6・7:暗号化ポート番号:465(SSL)または587(TLS)になります。 ● 8:認証「オン 」に設定します。 SMTPでメールを送る際は、サーバーに対して「このメールを送っていいよ」と証明するためにユーザー名(メールアドレス)とパスワードで認証します。 ・認証をオン にすることで、SMTPサーバーに正しくログインしてメール送信の許可を得られます。 ・認証なしで送信しようとすると、多くのSMTPサーバーはセキュリティのためにメールを拒否します。 ● 9:SMTP ユーザー名メールアドレスを入力してください。 ● 10:SMTP パスワードメールアカウントのパスワードを入力してください。 最後に、プラグインの設定画面でテストメールを送って、送信が成功するか確認してください。 フォームのメールテンプレートのタグミス フォーム項目の名前とメールテンプレート内のタグが一致していないため、メール送信時にエラーに可能性があります。 以下の場合に送信時にエラー起こり得る可能性があります。
<?php
/*
Template Name: お問い合わせ
*/
?>
<?php get_header();?>
<div class="form-area">
<?php echo do_shortcode('[mwform_formkey key="123"]'); ?>
</div>
<?php get_footer();?>
上記のように、固定ページにdo_shortcode()関数でショートコードを読み込みをした際に、メール送信時にエラーに可能性があります。 以下のようにコードを直します。
<?php
/*
Template Name: お問い合わせ
*/
?>
<?php get_header();?>
<div class="form-area">
<?php if( have_posts() ): while( have_posts() ): the_post(); ?>
<?php the_content(); ?>
<?php endwhile; endif; ?>
</div>
<?php get_footer();?>
[mwform_formkey key="123"]
固定ページの本文を表示するためのコードで、mwform_formkey key="123"を読み込み、出力するかたちになります。 do_shortcode() はWordPressの初期化が完了している状態(例えば wp_head()やwp_footer() が呼ばれた後)で動作することが多いです。 テンプレートのロード順やタイミングによってはエラーが出ることがあります 。
プラグインやテーマの競合 特にセキュリティ関連 のものはバッティングしやすい傾向があります。
問題点 セキュリティプラグインはメール送信やフォーム動作を制限する機能を持つことが多いです。 例:スパム防止機能、ファイアウォール機能、外部への通信制限など。 これらがMW WP Formのメール送信機能と干渉し、メールが送れなくなることがあります。 テーマのカスタムコードやセキュリティ強化機能も影響を与える場合がある 例えば、JavaScriptやPHPで不正アクセス防止のためにリクエストを制限していると、 フォームの送信処理が止まることがあります。解決策 セキュリティプラグインの設定を一時的に無効化にして動作確認する プラグイン同士の競合を調べるため、一つずつ無効化して問題の切り分ける。 テーマのfunctions.phpやカスタムコードも確認する、使わないコードは削除します。まとめ 今回はこれで以上です。
POINT WordPressMW WP Form メールが送れないと時の対処法 について解説しました。 MW WP Form の公式サイトはコチラから。 WP Mail SMTP の公式サイトはコチラから。 自分のサイトのドメインに属するメールアドレス(例:info@あなたのドメイン)を送信元に設定するようにしましょう。 固定ページにdo_shortcode()関数でショートコードで読み込むのはなるべく避けて、固定ページに直接コードを貼るようにしましょう。 上記の対策をしても動かない場合は、プラグインやfunctions.phpを見直しましょう。 プラグインのインストールから設定の方法 までの流れはコチラから。
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SHU 1991年生まれ九州の宮崎県育ち高校卒業後、愛知県で自動車関係のお仕事に5年間勤め、WEB業界に転職致しました。 趣味:サッカー観戦、ゲーム、映画、漫画基本インドアです!笑 つくる、しあわせをテーマとして主にWEBに関する様々な情報を発信しています。