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【HTML】videoタグの使い方、動画を埋め込む方法について解説

SHU[シュウ]

1991年生まれ九州の宮崎県育ち
高校卒業後、愛知県で自動車関係の
お仕事に5年間勤め、WEB業界に
転職致しました。
趣味:サッカー観戦、ゲーム、映画、漫画
基本インドアです!笑

シュウ
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今回は【HTML】videoタグの使い方!!動画を埋め込む方法の解説になります!

こんな方に読んでほしい

  • HTMLを学び始めた方へ
  • 動画の埋め込みについて学びたい方へ
  • 今回はvideoタグ自動再生、ループ再生や再生・停止ボタンなどの解説になります。

HTML5から「videoタグ」が導入されるようになりました。
videoタグとは、主にHTML文書内に動画を埋め込む際に使用します、動画の自動再生、ループ再生や音声のコントロールといった制御も可能になります。

videoタグとは

videoタグとは

videoタグとは、HTML5から導入されるようになりました。
videoタグは内部サーバーに動画ファイルをアップロードして読み込む際に使用します。

videoタグ 内部サーバーの動画ファイルを埋め込む際に使用する。
iframeタグ 外部の動画(YouTube)やGoogleMAPを埋め込む際に使用する。
間違わないように、しっかり使い分けをしておきましょう。

基本的にはvideo/videoになりsrcの中に動画のURLを記述します。
videoタグについての書き方は以下になります。

<!-- videoタグの使用例 -->
<video src="動画URL"></video>
指定できる属性
  • controls属性
    再生、一時停止、ボリューム、再生位置などのコントローラー機能付き状態で表示されます
  • loop属性
    動画をループ再生します、リピート再生になります
  • autoplay属性
    ページを読み込んだ際に動画を自動再生してくれます
  • muted属性
    動画の音声をデフォルトで消して表示させます
    ※動画の音声を取り除くわけではなく、音量の上げ下げは可能です
  • poster属性
    動画の最初に画像を設定でき表示させます
  • playsinline属性
    動画を全画面表示せずにその場で再生させたい場合に使用します
    ※主にモバイル端末に使用します(強制的に全画面表示に切り替わるのを防ぎます)
  • width / height
    動画の幅 / 高さを指定します
  • preload
    動画データをあらかじめ読み込んで表示させておく指定になります
    「none」データの事前読み込みはしないようにします
    「auto」ファイル全体を事前に読み込むようにします
    「metadata」動画のメタデータ(長さやファイルサイズ)の情報のみ読み込むようにします

コントローラー表示について(controls属性)

controls属性とは、再生、一時停止、ボリューム、再生位置などのコントローラー機能付き状態で
各ブラウザの標準のコントローラーが表示されます、必ず確認はしておきましょう。

controls属性について

<video controls src="sample.mp4"></video>

動画をループ再生について(loop属性)

loop属性とは、動画をループ再生します、動画が終わるとリピート再生になります。
上記で解説した、「controls属性」と同時に指定したい場合は半角スペースで開けて指定します。

loop属性について

<video controls loop src="sample.mp4"></video>

動画の自動再生について(autoplay属性)

autoplay属性とは、ページを読み込んだ際に動画を自動再生してくれます
autoplayを指定する際に注意点があります。
autoplayを指定する際には、「muted属性」と合わせて指定をおこないましょう。
一部のブラウザでは、「autoplay」のみの場合、動画が自動再生されません。

muted属性とは、動画の音声をデフォルトで消して表示させます。
つまり、autoplayのみを指定した場合、ページを開いた瞬間に音声が自動で流れ、ユーザーにとって不快な思いをさせてしまう恐れがあるため、できるだけ自動再生は避けるべきだと考えております。

autoplay、muted属性について

<video controls autoplay muted src="sample.mp4"></video>

注意ポイント!
autoplayを指定する際には、「muted属性」と合わせて指定をおこないましょう。
一部のブラウザでは、「autoplay」のみの場合、動画が自動再生されません。

動画のサムネイルについて(poster属性)

poster属性とは、動画の最初に画像を設定でき表示させます。
動画のサムネイル的な役割を果たします。
再生ボタンを押すと消え、停止ボタンを押して画像は表示されません。
今回の指定では、poster="画像のURL"の形式になります。

poster属性について

<video controls poster="thumbnail.jpg" src="sample.mp4"></video>

その場で再生させたい場合(playsinline属性)

playsinline属性

playsinline属性とは、動画を全画面表示せずにその場で再生させたい場合に使用します。
※主にモバイル端末に使用します(強制的に全画面表示に切り替わるのを防ぎます)
モバイル端末では、「iOS Safari、Android Chromeのブラウザ」のデフォルトの挙動で、再生ボタンを押すと全画面表示になってしまいます。
全画面表示を防ぎたい場合は、playsinline属性を指定します。

<video controls playsinline src="sample.mp4"></video>

動画の幅、高さについて(width / height属性)

width / height属性とは、動画のwidth(幅) / height(高さ)を指定します。
HTMLに記述する際は、「px」、「数値のみ」の指定になります。
例として、width="300"とした場合は「幅が300px」になります。

<!-- 属性が多いため改行を入れています -->
<video width="300" height="240" 
controls
poster="thumbnail.jpg"
src="sample.mp4"></video>

動画データをあらかじめ読み込んで表示について(preload属性)

preload属性とは、動画データをあらかじめ読み込んで表示させておく指定になります。
「none」データの事前読み込みはしないようにします。
「auto」ファイル全体を事前に読み込むようにします。
「metadata」動画のメタデータ(長さやファイルサイズ)の情報のみ読み込むようにします。

<!--none-->
<video controls preload="none" src="sample.mp4"></video>

<!--auto-->
<video controls preload="auto" src="sample.mp4"></video>

<!--metadata-->
<video controls preload="metadata" src="sample.mp4"></video>

動画データを複数指定する方法について

動画データを複数指定する方法について

今まではファイル形式の「mp4」のみでの解説でしたが、ファイル形式には他に「ogv、wmv、webm」などが存在します。
ブラウザによっては、「mp4」は対応しているが、他のファイル形式は対応していない問題がでてきます。
そのような場合は複数指定が必要になってきます。

sourceタグで複数の指定をおこなう

sourceタグを使う事により、複数指定が可能になります。
video/videoの間に、sourceタグを指定し、その中にsrcに動画のURLを指定します。
書き方は以下になります。

<!-- videoタグの使用例 下記のように記述を直します -->
<video src="動画URL"></video>

<!-- sourceタグを使い複数指定 -->
<video controls>
  <source src="動画URL" type="ファイルの種類"/>
  <source src="動画URL2" type="ファイルの種類"/>
  <source src="動画URL3" type="ファイルの種類"/>
</video>

また、後ろの方に、type属性でファイルの種類を指定します。video/ファイルの形式になります。
type属性を指定した場合は以下になります。

<!-- sourceタグを使い複数指定 -->
<video controls>
  <source src="sample.mp4" type="video/mp4"/>
  <source src="sample.ogv" type="video/ogv"/>
  <source src="sample.wmv" type="video/wmv"/>
</video>

上記の指定方法だと3つの動画を指定していますが、3つとも動画が流れる訳ではありません。
最初の「mp4」を読み込み、ブラウザが未対応だった場合、次の「ogv」のファイル形式を読み込み対応していた場合は、そのファイル形式のみが流れます。

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まとめ

今回はこれで以上です。

POINT
  • videoタグとは、内部サーバーに動画ファイルをアップロードして読み込む際に使用します。
  • autoplayを指定する際には、「muted属性」と合わせて指定をおこないましょう。
  • sourceタグを使う事により、複数指定が可能になります。
  • type属性でファイルの種類を指定します。video/ファイルの形式になります。
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1991年生まれ九州の宮崎県育ち高校卒業後、愛知県で自動車関係のお仕事に5年間勤め、WEB業界に転職致しました。
趣味:サッカー観戦、ゲーム、映画、漫画基本インドアです!笑
つくる、しあわせをテーマとして主にWEBに関する様々な情報を発信しています。

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