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    2020.11.02
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【CSS】flex-wrapの使い方、アイテムの折り返しを指定する!

SHU[シュウ]

1991年生まれ九州の宮崎県育ち
高校卒業後、愛知県で自動車関係の
お仕事に5年間勤め、WEB業界に
転職致しました。
趣味:サッカー観戦、ゲーム、映画、漫画
基本インドアです!笑

シュウ
シュウ
今回は【CSS】flex-wrapの使い方、アイテムの折り返しを指定する!
の解説になります!

こんな方に読んでほしい

  • CSSを学び始めた方へ
  • displayプロパティについて学びたい方へ
  • 今回はflex-wrapでflexboxアイテム(子要素)の折り返しについての解説になります。

前回は、displayプロパティで指定した、flexboxアイテム(子要素)の方向についての解説になりました。
【前回の記事 CSS】flex-directionの使い方、配置する方向を指定する!

Flexboxでは様々なレイアウトが可能になります。
現在はほとんどのブラウザやデバイスが対応していますので、是非参考にしてみてください。
指定項目が多いため、パートに分けて解説していきます。

flex-wrapの使い方について

flex-wrapの使い方について

flex-wrapプロパティとは、flexboxアイテムの折り返しを指定します。
※必ず、親要素にdisplay:flexまたはinline-flexを指定しておきましょう。
書き方は以下のようになります

親要素 {
	display: flex / inline-flex;
	flex-wrap: 折り返し;

	/*--内訳
	①display: flex;
	②display: inline-flex;
	①か②のどちらかを指定します。
	--*/
}
指定できる値
  • flex-wrap
    今回はここを解説!
    flexboxアイテムの折り返しを指定します。
  • flex-direction 
    解説の記事ありますよ
    flexboxアイテムを配置する方向を指定します。
  • display flex / inline-flex 
    解説の記事ありますよ
    flexboxコンテナを指定します。

flex-wrapの指定について

flex-wrapプロパティとは、flexboxアイテム(子要素)の折り返しを指定します。
指定することにより、flexboxアイテムが並んだときにflexboxコンテナ(親要素)幅を超えたとき
自動で折り返ししてくれます。

指定できる値
  • nowrap(初期値)
    flexboxアイテムは折り返しされません
  • wrap
    flexboxアイテムは折り返しされ、上から下に配置されます
  • wrap-reverse
    flexboxアイテムは折り返しされ、下から上に配置されます

共通指定について

flex / inline-flexの指定について

displayプロパティである、「flex / inline-flex」を親要素に指定することで、その要素をflexboxコンテナ(入れ物、箱)に指定できます。
flexboxコンテナ(親要素)の子要素は自動的にflexboxアイテムのなり、さまざまなレイアウトが可能になります。

ポイント!
①親要素にdisplayプロパティである、「flex / inline-flex」を指定します。
②子要素は自動的にflexboxアイテムになります。
※子要素にdisplayプロパティは指定しないようにしましょう!!

共通HTML・CSS

基本となるHTML

<!--親要素-->
<div class="flex-container">
 <!--子要素-->
 <div class="flex-item">①</div>
 <div class="flex-item">②</div>
 <div class="flex-item">③</div>
 <div class="flex-item">④</div>
 <div class="flex-item">⑤</div>
</div>
/*--親要素--*/
.flex-container {
	background-color: #ffffff;
	border: solid 5px #fb6158;
	padding: 40px;
	box-sizing: border-box;
}

/*--子要素--*/
.flex-item {
	font-size: 20px;
	font-weight: bold;
	text-align: center;
	color: #ffffff;
	background-color: #1ece50;
	padding: 30px;
	box-sizing: border-box;
}

親要素にdisplayプロパティである、「flex / inline-flex」を指定はしていません。
displayプロパティを指定していないため、子要素は横並びにはならず、左寄せの状態になっております。

nowrap(初期値)の指定について

nowrap(初期値)の指定について

flex-wrap: nowrapとは、flexboxアイテムは折り返しせず、1行で配置されます。
今回はflexboxアイテム①〜⑨を配置します。
このように、「①〜⑨」のflexboxアイテムは左から右に配置され、flexboxアイテム数が増えても折り返しはしません。

flex-wrap: nowrapを指定する

/*--上記のHTMLと同じになります--*/
 /*--親要素--*/
.flex-container {
	display: flex;
	flex-wrap: nowrap; /*--折り返しの指定--*/
	
	/*--以下装飾--*/
	background-color: #ffffff;
	border: solid 5px #fb6158;
	padding: 40px;
	box-sizing: border-box;
}

/*--子要素--*/
.flex-item {/*--装飾省略--*/}

wrapの指定について

wrapの指定について

flex-wrap: wrapとは、flexboxアイテム折り返しされ、上から下に配置されます。
今回はflexboxアイテム1〜15を配置します。
このように、「1〜15」のflexboxアイテムは左から右に配置され、flexboxアイテム数が増える度に、
コンテンツ幅で折り返しされます。

flex-wrap: wrapを指定する

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/*--上記のHTMLと同じになります--*/
 /*--親要素--*/
.flex-container {
	display: flex;
	flex-wrap: wrap; /*--折り返しの指定--*/
	
	/*--以下装飾--*/
	background-color: #ffffff;
	border: solid 5px #fb6158;
	padding: 40px;
	box-sizing: border-box;
}

/*--子要素--*/
.flex-item {/*--装飾省略--*/}

wrap-reverseの指定について

wrap-reverseの指定について

flex-wrap: wrap-reverseとは、flexboxアイテム折り返しされ、下から上に配置されます。
今回はflexboxアイテム1〜15を配置します。
このように、「1〜15」のflexboxアイテムは左から右に配置され、flexboxアイテム数が増える度に、
コンテンツ幅で折り返しされます。

flex-wrap: wrap-reverseを指定する

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/*--上記のHTMLと同じになります--*/
 /*--親要素--*/
.flex-container {
	display: flex;
	flex-wrap: wrap-reverse; /*--折り返しの指定--*/
	
	/*--以下装飾--*/
	background-color: #ffffff;
	border: solid 5px #fb6158;
	padding: 40px;
	box-sizing: border-box;
}

/*--子要素--*/
.flex-item {/*--装飾省略--*/}

flex-flowの指定について

flex-flowの指定について

flex-flowプロパティとは、方向と折り返しを指定します。
※必ず、親要素にdisplay:flexまたはinline-flexを指定しておきましょう。
書き方は以下のようになります

親要素 {
	display: flex / inline-flex;
	flex-flow: -direction(方向) -wrap(折り返し);

	/*--内訳
	①display: flex;
	②display: inline-flex;
	①か②のどちらかを指定します。
	--*/
	
	/*--内訳
	①-direction(方向)
	②-wrap(折り返し)
	①、②を続けて指定します。
	--*/
}

flex-flowプロパティでは、方向と折り返しを一括指定できます。
row-reverse(方向)flexboxアイテムを右から左に指定します。
wrap(折り返し)flexboxアイテム折り返しされ、上から下に配置されます

flex-flowの指定について

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/*--上記のHTMLと同じになります--*/
 /*--親要素--*/
.flex-container {
	display: flex;
	flex-flow: row-reverse wrap; /*--方向と折り返しの指定--*/
	
	/*--以下装飾--*/
	background-color: #ffffff;
	border: solid 5px #fb6158;
	padding: 40px;
	box-sizing: border-box;
}

/*--子要素--*/
.flex-item {/*--装飾省略--*/}

関連記事

【STEP01】display flexの使い方、横並びを指定しよう!
flexboxコンテナ(入れ物、箱)に指定します。
【STEP02】flex-directionの使い方、配置する方向を指定する
flex-directionとは、flexboxアイテムを配置する方向を指定します。
【STEP04】orderの使い方、アイテムの配置する順番を指定する
orderとは、flexboxアイテムの順番を指定します。
【STEP05】flex-grow -shrinkの使い方、アイテムの伸び、縮みの倍率を指定する
flexboxアイテムの伸び、縮みの倍率を指定します。
【STEP06】flex-basis使い方、アイテムの幅を指定する
flexboxアイテムの幅を指定します。
【STEP07】justify-content使い方、アイテムの配置する位置を指定する
flexboxコンテナのメイン軸の開始点から配置します。
【STEP08】align-itemsの使い方、配置する位置を指定する
flexboxアイテムのクロス軸に沿って配置する位置を指定します。
【STEP09】align-selfの使い方、アイテムの位置を個別に指定する
flexboxアイテムのクロス軸に沿って配置する位置を個別に指定します。
【STEP10】align-contentの使い方、アイテムの縦方向の揃え位置を指定する
flexboxアイテムが複数行あった際に、クロス軸に対して配置します。

まとめ

今回はこれで以上です。
次回は「flexboxアイテムを配置する順番」について解説します。

POINT
  • flex-wrapとは、flexboxアイテム(子要素)の折り返しを指定します。
  • ※必ず、親要素にdisplay:flexまたはinline-flexを指定しておきましょう。
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SHU

1991年生まれ九州の宮崎県育ち高校卒業後、愛知県で自動車関係のお仕事に5年間勤め、WEB業界に転職致しました。
趣味:サッカー観戦、ゲーム、映画、漫画基本インドアです!笑
つくる、しあわせをテーマとして主にWEBに関する様々な情報を発信しています。

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