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    2020.11.08
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【CSS】flex-grow -shrinkの使い方、アイテムの伸び、縮みの倍率を指定する!

SHU[シュウ]

1991年生まれ九州の宮崎県育ち
高校卒業後、愛知県で自動車関係の
お仕事に5年間勤め、WEB業界に
転職致しました。
趣味:サッカー観戦、ゲーム、映画、漫画
基本インドアです!笑

シュウ
シュウ
今回は【CSS】flex-grow -shrinkの使い方、アイテムの伸び、縮みの倍率を指定する!
の解説になります!

こんな方に読んでほしい

  • CSSを学び始めた方へ
  • displayプロパティについて学びたい方へ
  • 今回はflex-grow・flex-shrinkで伸び、縮みの倍率についての解説になります。

前回は、orderプロパティで指定した、flexboxアイテムの配置する順番についての解説になりました。
【前回の記事 CSS】orderの使い方、アイテムの配置する順番を指定する!

Flexboxでは様々なレイアウトが可能になります。
現在はほとんどのブラウザやデバイスが対応していますので、是非参考にしてみてください。
指定項目が多いため、パートに分けて解説していきます。

flex-growの使い方について

flex-growの使い方について

flex-growプロパティとは、flexboxアイテムの幅の、伸びる倍率を指定します。
※必ず、親要素にdisplay:flexまたはinline-flexを指定しておきましょう。
書き方は以下のようになります

親要素 {
	display: flex / inline-flex;
	
	/*--内訳
	①display: flex;
	②display: inline-flex;
	①か②のどちらかを指定します。
	--*/
}
.flex-grow-1 {
	flex-grow: 伸びる倍率(1);
}

.flex-grow-2 {
	flex-grow: 伸びる倍率(2);
}

.flex-grow-3 {
	flex-grow: 伸びる倍率(3);
}
指定できる値
  • flex-grow
    今回はここを解説!
    flexboxアイテムの幅の、伸びる倍率を指定します。
  • display flex / inline-flex 
    解説の記事ありますよ
    flexboxコンテナを指定します。

flex-growの指定について

flex-growプロパティとは、flexboxアイテムの幅の、伸びる倍率を指定します。
初期値は0が設定されております。

指定できる値
  • 整数
    初期値は0(ゼロ)、-2のような負の値も指定できます

共通指定について

flex / inline-flexの指定について

displayプロパティである、「flex / inline-flex」を親要素に指定することで、その要素をflexboxコンテナ(入れ物、箱)に指定できます。
flexboxコンテナ(親要素)の子要素は自動的にflexboxアイテムのなり、さまざまなレイアウトが可能になります。

ポイント!
①親要素にdisplayプロパティである、「flex / inline-flex」を指定します。
②子要素は自動的にflexboxアイテムになります。
※子要素にdisplayプロパティは指定しないようにしましょう!!

共通HTML・CSS

基本となるHTML

<!--親要素-->
<div class="flex-container">
 <!--子要素-->
 <div class="flex-item">①</div>
 <div class="flex-item">②</div>
 <div class="flex-item">③</div>
</div>
/*--親要素--*/
.flex-container {
	background-color: #ffffff;
	border: solid 5px #fb6158;
	padding: 40px;
	box-sizing: border-box;
}

/*--子要素--*/
.flex-item {
	width: 80px;
	height: 80px;
	text-align: center;
	line-height: 80px;
	background-color: #1ece50;
	color: #ffffff;	
	box-sizing: border-box;
	font-size: 20px;
	font-weight: bold;
}

親要素にdisplayプロパティである、「flex / inline-flex」を指定はしていません。
displayプロパティを指定していないため、子要素は横並びにはならず、左寄せの状態になっております。

flex-grow使用例

flex-grow使用例

flex-growとは、flexboxアイテムの幅の、伸びる倍率を指定します。
今回はflexboxアイテム①〜③を配置します。

親要素に空きスペースがあった場合、指定した子要素が他の子要素に対してどれくらい伸びるかを
指定します。

①はflex-growを指定していないため、初期値の0が指定されます。
「②、③」はflex-growを指定することにより、他の子要素と比較し調整してくれます。
数値が大きい方が割り当て幅が広くなります。

flex-growを指定する

<div class="flex-container">
<div class="flex-grow-1">①</div>
<div class="flex-grow-2">②</div>
<div class="flex-grow-3">③</div>
</div>
</div>
 /*--親要素--*/
.flex-container {
	display: flex;
	
	/*--以下装飾--*/
	background-color: #ffffff;
	border: solid 5px #fb6158;
	padding: 40px;
	box-sizing: border-box;
}

/*--子要素--*/
.flex-item {/*--装飾省略--*/}

/*--flex-growの指定--*/
.flex-grow-2 {
	flex-grow: 1; 
	background-color: #fd6158;
}

.flex-grow-3 {
	flex-grow: 2;
	background-color: #febe3e;
}

flex-shrinkの使い方について

flex-shrinkの使い方について

flex-shrinkプロパティとは、flexboxアイテムの幅の、縮む倍率を指定します。
※必ず、親要素にdisplay:flexまたはinline-flexを指定しておきましょう。
書き方は以下のようになります

親要素 {
	display: flex / inline-flex;
	
	/*--内訳
	①display: flex;
	②display: inline-flex;
	①か②のどちらかを指定します。
	--*/
}
.flex-shrink-1 {
	flex-shrink: 縮む倍率(1);
}

.flex-shrink-2 {
	flex-shrink: 縮む倍率(2);
}

.flex-shrink-3 {
	flex-shrink: 縮む倍率(3);
}
指定できる値
  • flex-shrink
    今回はここを解説!
    flexboxアイテムの幅の、縮む倍率を指定します。
  • display flex / inline-flex 
    解説の記事ありますよ
    flexboxコンテナを指定します。

flex-shrinkの指定について

flex-shrinkプロパティとは、flexboxアイテムの幅の、縮む倍率を指定します。
初期値は1が設定されております。

指定できる値
  • 整数
    初期値は1、負の値は指定できない

flex-shrink使用例

flex-shrink使用例

flex-shrinkとは、flexboxアイテムの幅の、縮む倍率を指定します。
主な共通部分は上記を同じになります。
※共通部分を一部変更しています、下記のコードで確認してください。
今回はflexboxアイテム①〜③を配置します。

flex-growと逆になります。親要素に空きスペースがなかった場合、指定した子要素が他の子要素に対してどれくらい縮むかを指定します。
③はflex-shrinkを指定していないため、初期値の1が指定されます。
「①、②」はflex-shrinkを指定することにより、他の子要素と比較し調整してくれます。
数値が大きい方が割り当て幅が狭くなります。

flex-shrinkを指定する

<div class="flex-container">
<div class="flex-shrink-1">①</div>
<div class="flex-shrink-2">②</div>
<div class="flex-shrink-3">③</div>
</div>
</div>
 /*--親要素--*/
.flex-container {
	display: flex;
	flex-wrap: nowrap; /*--nowrapを指定--*/
	
	/*--以下装飾--*/
	background-color: #ffffff;
	border: solid 5px #fb6158;
	padding: 40px;
	box-sizing: border-box;
}

/*--子要素--*/
.flex-item {
	width: 100%;
	/*--width: 80pxから100%に変更--*/
}

/*--flex-shrinkの指定--*/
.flex-shrink-1 {
	flex-shrink: 2; 
	background-color: #fd6158;
}

.flex-shrink-2 {
	flex-shrink: 2; 
	background-color: #febe3e;
}

変更ポイント
①、「width: 80px」から「width: 100%」に変更しました。
flex-shrinkは、親要素に空きスペースがなかった場合のみ、適用されるため、flexboxアイテム(子要素)を100%に変更し余白を無くしました。

関連記事

【STEP01】display flexの使い方、横並びを指定しよう!
flexboxコンテナ(入れ物、箱)に指定します。
【STEP02】flex-directionの使い方、配置する方向を指定する
flex-directionとは、flexboxアイテムを配置する方向を指定します。
【STEP03】flex-wrapの使い方、アイテムの折り返しを指定する
flex-wrapとは、flexboxアイテムの折り返しを指定します
【STEP04】orderの使い方、アイテムの配置する順番を指定する
orderとは、flexboxアイテムの順番を指定します。
【STEP06】flex-basis使い方、アイテムの幅を指定する
flexboxアイテムの幅を指定します。
【STEP07】justify-content使い方、アイテムの配置する位置を指定する
flexboxコンテナのメイン軸の開始点から配置します。
【STEP08】align-itemsの使い方、配置する位置を指定する
flexboxアイテムのクロス軸に沿って配置する位置を指定します。
【STEP09】align-selfの使い方、アイテムの位置を個別に指定する
flexboxアイテムのクロス軸に沿って配置する位置を個別に指定します。
【STEP10】align-contentの使い方、アイテムの縦方向の揃え位置を指定する
flexboxアイテムが複数行あった際に、クロス軸に対して配置します。

まとめ

今回はこれで以上です。
次回は「flexboxアイテムの幅を指定する」について解説します。

POINT
  • flex-growプロパティとは、flexboxアイテムの幅の、伸びる倍率を指定します。
  • grow初期値は0が設定されております。
  • grow親要素に空きスペースがあった場合、指定した子要素が他の子要素に対してどれくらい伸びるかを指定します。
  • grow数値が大きい方が割り当て幅が広くなります。
  • flex-shrinkプロパティとは、flexboxアイテムの幅の、縮む倍率を指定します。
  • shrink初期値は1が設定されております。
  • shrink親要素に空きスペースがなかった場合、指定した子要素が他の子要素に対してどれくらい縮むかを指定します。
  • shrink数値が大きい方が割り当て幅が狭くなります。
  • ※必ず、親要素にdisplay:flexまたはinline-flexを指定しておきましょう。
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1991年生まれ九州の宮崎県育ち高校卒業後、愛知県で自動車関係のお仕事に5年間勤め、WEB業界に転職致しました。
趣味:サッカー観戦、ゲーム、映画、漫画基本インドアです!笑
つくる、しあわせをテーマとして主にWEBに関する様々な情報を発信しています。

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