今回は【CSS】2カラムデザイン 固定と可変をcalc関数で指定する!の解説になります!
こんな方に読んでほしい
- CSSを学び始めた方へ
-
calc関数
について学びたい方へ - 今回はcalc関数でカラムの固定と可変についての解説になります
前回は、calc関数
についての指定方法、注意点など、解説しております。
【CSS】calc関数の使い方 プロパティ値の計算を行う!
calc()関数とは
calc()関数を使うことで、計算を実行をしたり、条件を指定したりすることができます。
計算とは、主に加算・減算・乗算・除算が行えます。
※演算子(+, -, *, /)は前後にスペースを開けて指定を行います。
書き方は以下のようになります
/*--加算(+)--*/
プロパティ {
width:calc(100px + 50px);
}
/*--減算(-)--*/
プロパティ {
width:calc(100% - 50px);
}
/*--乗算(∗)--*/
プロパティ {
width:calc(100px * 5);
}
/*--除算(/)--*/
プロパティ {
width:calc(100px / 2);
}
/*--前後にスペースを開けます OK例--*/
プロパティ {
width:calc(100% - 50px);
}
/*--前後にスペースを開けていない NG例--*/
プロパティ {
width:calc(100%-50px);
}
固定と可変について
今回は「boxAを固定」にし、「boxBを可変」にし、ブラウザを伸縮した際に、
boxBのみがサイズが変わります。
<div>
<div class="item boxA">boxA</div>
<div class="item boxB">boxB</div>
</div>
/*--親要素--*/
.flex-container {
display: flex;
}
/*--固定--*/
.boxA {width: 150px;}
/*--可変--*/
.boxB {width:calc(100% - 150px);}
パララックスとの組み合わせ 応用編
パララックスとは、日本語で「視差」という意味です。
ホームページを閲覧する際に背景画像が固定され、スクロールする際にコンテンツが流れます。
前回の記事では1カラムについて解説いたしました。
基本的は、HTML、CSSは同じになります。
今回は右カラムを「固定」、左カラムを「可変」にしてみたいとおもいます。
今回と前回のデモを用意したので、確認してみてください。
2カラム「パララックス」の追加した、HTML、CSSのコードを書いておきます。
新たに「global-header」を追加、「width: 150px」にし、「position: fixed」で固定させます。
右カラム全体を「main-area」で囲み、「calc(100% – 150px)」を指定します。
<!--global-header 固定-->
<header id="global-header">
<div class="global-header-inner">
<h1>SHU BLOG</h1>
</div>
</header>
<!--/.global-header END-->
<!--main-area 可変-->
<div id="main-area">
<div class="box cd-fixed-bg cd-bg-1">
<h2>TITLE01</h2>
</div>
<!--以下省略-->
</div>
<!--/.main-area END-->
/*--global-header 固定--*/
#global-header {
width: 150px;
position: fixed;
left: 0px;
top: 0px;
height: 100%;
z-index: 10;
color: #fff;
background: #5c87a6;
}
#global-header .global-header-inner {
width: 100%;
height: 100%;
position: absolute;
top: 0px;
left: 0px;
}
#global-header h1 {
font-size: 1rem;
text-align: center;
padding: 100px 0;
}
/*--main-area 可変--*/
#main-area {
width: calc(100% - 150px);
min-width: 940px;
position: relative;
left: 150px;
}
まとめ
今回はこれで以上です。
calc()関数で固定と可変について解説しました。
- POINT
- calc()を使うことで、計算を実行をしたり、条件を指定したりすることができます。
- 計算とは、主に加算・減算・乗算・除算が行えます。
- ※演算子(+, -, *, /)は前後にスペースを開けて指定を行います。
- 「加算(+)、減算(-)」よりも「乗算(*)、除算(/)」が優先されます。
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SHU
1991年生まれ九州の宮崎県育ち高校卒業後、愛知県で自動車関係のお仕事に5年間勤め、WEB業界に転職致しました。
趣味:サッカー観戦、ゲーム、映画、漫画基本インドアです!笑
つくる、しあわせをテーマとして主にWEBに関する様々な情報を発信しています。
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