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【WordPress】テンプレートの階層・優先順位について解説

SHU[シュウ]

1991年生まれ九州の宮崎県育ち
高校卒業後、愛知県で自動車関係の
お仕事に5年間勤め、WEB業界に
転職致しました。
趣味:サッカー観戦、ゲーム、映画、漫画
基本インドアです!笑

シュウ
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今回は【WordPress】テンプレートの階層・優先順位について解説!!
の解説になります!

こんな方に読んでほしい

  • WordPressを学び始めた方へ
  • WordPressのテンプレートの階層・優先順位について解説していきます。
  • 今回はWordPressの「テンプレート」について解説しております。

WordPressの階層・優先順位について

WordPressの階層・優先順位について

前回は、オリジナルテーマを作成し、「index.php」をサイト上にアップすることができました。
最初に主なWordPressのテンプレートを確認しましょう。

index.php
テーマの必須ファイルになります。
front-page.php
サイトのトップページファイルになります。
sidebar.php
サイドバーファイルになります。
single.php
投稿記事詳細ファイルになります。
page.php
固定ページ用のテンプレートファイルになります。
category.php
カテゴリーテンプレートファイルになります。
archive.php
日付別アーカイブファイルになります。
tag.php
タグファイルになります。
author.php
作成者別ファイルになります。
date.php
日付ごとのアーカイブファイルになります。
search.php
検索用ファイルになります。
404.php
エラーファイルになります。

上記のように、Webサイトはページごとにデザインが変わってきます。
たとえば、記事一覧ページは「page.php」の固定ページ、記事詳細ページは「single.php」の投稿記事詳細ファイルを使います。
このようにテンプレートファイルを使い分けて表示させることになります。

テンプレートの階層とは

WordPressには、テンプレートの階層・優先順位があります。
WordPressは、アクセスされたページによって優先順位が高いテンプレートファイルが表示します。

たとえばトップページにアクセスした場合、テーマフォルダに「front-page.php」と「index.php」のファイルが存在します。
その場合は、「front-page.php」の方が優先順位が高いため、優先して表示します。

上記のように、テンプレートを表示するルールを「テンプレートの階層」と言います。

ポイント!
テンプレート階層で、最も優先順位が低いファイルが「index.php」ファイルになります。
たとえば、全てのページが同じデザインであれば、「index.php」 ファイルが1つあれば問題ありません。
エラーファイル「404.php」がない場合にも、最も優先順位が低い「index.php」が表示します。
つまり、テーマには、「index.php」が最低限必要になってきます。

トップページのテンプレートの階層

上記で解説したように、トップページのテンプレートの階層が一番高いファイルは「front-page.php」になります。

1:優先順位 高いfront-page.php
2固定ページに登録してる場合
WordPress管理画面にて、
設定 > 表示設定 > 「フロントページの表示」 に設定されている場合
3home.php
4:優先順位 低いindex.php

固定ページのテンプレートの階層

固定ページは、「会社概要」、「お問い合わせ」など、1ページで完結する時によく使われます。

1:優先順位 高いpage-{slug}.php
例:お問い合わせの場合: 「page-contact.php」になります。
2page-{ID}.php
固定ページの登録した場合のIDになります。
例:「post.php?post=〇〇&action=edit」 〇〇の数字 「page-〇〇.php」を入力します。
3page.php
4:優先順位 低いindex.php

投稿ページ(記事詳細)の階層

投稿ページでは、通常の「投稿」タイプで記事を書いた際には、「single.php」ファイルを使います。
ただし、カスタム投稿タイプで記事を書いた際には、「post-type」を使います。

1:優先順位 高いsingle-{post-type}.php
「post-type」には、カスタム投稿名を入力します。
例:ブログの場合: 「single-blog.php」になります。
2single.php
通常の「投稿」タイプで記事を書いた場合
3singular.php
4:優先順位 低いindex.php

カテゴリー別記事一覧ページのテンプレートの階層

すべてのカテゴリーを1つのデザインで統一する場合は、「category.php」ファイルのみで
問題はありません。
カテゴリー毎にデザインを変更する場合は、カテゴリーのスラッグやidで振り分けが必要になります。

1:優先順位 高いcategory-{slug}.php
例:カテゴリーのスラッグ名が「news」の場合: 「category-news.php」になります。
2category-{ID}.php
例:カテゴリーのidが「10」の場合: 「category-10.php」になります。
3category.php
4archive.php
5:優先順位 低いindex.php

タグページのテンプレートの階層

上記で解説した、「カテゴリー」のテンプレートの階層と似ています。
すべてのタグページを1つのデザインで統一する場合は、「tag.php」ファイルのみで
問題はありません。
タグ毎にデザインを変更する場合は、タグのスラッグやidで振り分けが必要になります。

1:優先順位 高いtag-{slug}.php
例:タグのスラッグ名が「news」の場合: 「tag-news.php」になります。
2tag-{ID}.php
例:タグのidが「10」の場合: 「tag-10.php」になります。
3tag.php
4archive.php
5:優先順位 低いindex.php

月別記事一覧ページのテンプレートの階層

記事などで日時別の一覧を表示するときに使います。

1:優先順位 高いdate.php
2archive.php
3:優先順位 低いindex.php

今回は、主に使われるテンプレートの階層について優先順位をつけました。
〇〇ファイルがない場合は、「index.php」が表示します。
WordPressでサイトを作成するうえで、テンプレートの階層、設計は必要になってきます。

まとめ

今回はこれで以上です。

POINT
  • WordPressテンプレートの階層・優先順位について解説しました。
  • WordPressは、テンプレートファイルを使い分けて表示させなければなりません。
  • WordPressは、アクセスされたページによって優先順位が高いテンプレートファイルが表示します。
  • テンプレート階層で、最も優先順位が低いファイルが「index.php」ファイルになります。
  • WordPressでサイトを作成するうえで、テンプレートの階層、設計は必要になってきます。
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1991年生まれ九州の宮崎県育ち高校卒業後、愛知県で自動車関係のお仕事に5年間勤め、WEB業界に転職致しました。
趣味:サッカー観戦、ゲーム、映画、漫画基本インドアです!笑
つくる、しあわせをテーマとして主にWEBに関する様々な情報を発信しています。

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