今回は【CSS】linear-gradientグラデーションの実装してみよう!
についての解説になります!
こんな方に読んでほしい
- CSSを学び始めた方へ
-
gradient
の使い方について学びたい方へ - 今回は線形・円形のグラデーションについての記事になります
上の図のように、gradientを指定することにより、線形・円形のグラデーションが可能になります。
最後まで読んで理解度をあげましょう!
gradientについて
gradient
とは、グラデーションを指定する際に使用します。
書き方は以下のようになります。
/*--linear(線形)--*/
background: linear-gradient(開始色,終了色);
/*--radial(円形)--*/
background: radial-gradient(中央の色,外側の色);
このように、色と色を,(カンマ)で区切るように指定します。
実際に、次の章で解説していきます。
linear-gradient(線形)のグラデーションについて
先ほどの指定方法を踏まえて解説していきます。
/*--linear(線形)--*/
background: linear-gradient(開始色,終了色);
2色のグラデーション
シンプルな書き方は、2色を指定する方法になります。
上から下に、開始色は明るいオレンジ(#F8E5C5)、終了色は暗いオレンジ(#EF7101)を指定しています。
<div class="gradient">
<p>SHU BLOG</p>
</div>
.gradient {
/*--グラデーション指定以外 省略--*/
background: linear-gradient(#F8E5C5,#EF7101);
}
3色のグラデーション
中間色を入れ、3色をグラデーションを実装します。
3色を指定する際には、開始色,中間色,終了色を指定しています。4色も同じように指定できます。
<div class="gradient">
<p>SHU BLOG</p>
</div>
.gradient {
/*--グラデーション指定以外 省略--*/
background: linear-gradient(#F8E5C5,#EF7101,#970000);
}
グラデーションの領域を指定
開始色は50%、終了色は100%など数値で領域を指定することも可能になります。
開始色=数値 中間色=数値 終了色=数値になります
書き方は以下のようになります。
/*--linear(線形)--*/
background: linear-gradient(開始色 数値,中間色 数値,終了色 数値);
<div class="gradient">
<p>SHU BLOG</p>
</div>
.gradient {
/*--グラデーション指定以外 省略--*/
background: linear-gradient(#F8E5C5 60%, #EF7101 90%, #970000 100%);
}
上の図のように、開始色は60%
、中間色90%
、終了色100%
に指定しています。
このように%で領域を指定できます。またマイナス(-)の値も指定可能になります。
グラデーションの方向を指定
グラデーションの方向はデフォルトで下に向かう指定になっております。
方向を指定することによって上や左上、右上に向かうグラデーションが可能になります。
書き方は以下のようになります。
/*--linear(線形)--*/
background: linear-gradient(方向,開始色,中間色,終了色);
<div class="gradient">
<p>SHU BLOG</p>
</div>
.gradient {
/*--グラデーション指定以外 省略--*/
background: linear-gradient(225deg,#F8E5C5,#EF7101,#970000);
}
上の図のように、deg
指定が可能になります。
0〜360の指定が可能になります。
またdeg以外にも方向の指定方法ができます。
指定できる方向
-
to top
上に向かうグラデーション -
to top right
右上に向かうグラデーション -
to right
右に向かうグラデーション -
to bottom right
右下に向かうグラデーション -
to bottom(初期値)
下に向かうグラデーション -
to bottom left
左下に向かうグラデーション -
to left
左に向かうグラデーション -
to top left
左上に向かうグラデーション
/*--上に向かうグラデーション--*/
background: linear-gradient(to top,開始色,終了色);
/*--右上に向かうグラデーション--*/
background: linear-gradient(to top right,開始色,終了色);
/*--右に向かうグラデーション--*/
background: linear-gradient(to right,開始色,終了色);
/*--右下に向かうグラデーション--*/
background: linear-gradient(to bottom right,開始色,終了色);
/*--左下に向かうグラデーション--*/
background: linear-gradient(to bottom left,開始色,終了色);
/*--左に向かうグラデーション--*/
background: linear-gradient(to left,開始色,終了色);
/*--左上に向かうグラデーション--*/
background: linear-gradient(to top left,開始色,終了色);
ポイント!
1.linear(線形)-gradient(グラデーション)の意味になり、線形のグラデーションを指定します。
2.開始色と終了色を,(カンマ)で区切るように指定します。
3.グラデーションの領域を指定する際には、色を指定後=領域を指定します。
4.グラデーションの方向を指定する際には、deg、キーワードで指定します。
radial-gradient(円形)のグラデーションについて
先ほどの指定方法を踏まえて解説していきます。
/*--radial(円形)--*/
background: radial-gradient(中央の色,外側の色);
2色のグラデーション
シンプルな書き方は、2色を指定する方法になります。
中央の色は明るいオレンジ(#F8E5C5)、外側の色は暗いオレンジ(#EF7101)を指定しています。
<div class="gradient">
<p>SHU BLOG</p>
</div>
.gradient {
/*--グラデーション指定以外 省略--*/
background: radial-gradient(#F8E5C5,#EF7101);
}
グラデーションの形状を指定
円形のグラデーションには形状を変更できます。
書き方は以下のようになります。
/*--linear(線形)--*/
background: linear-gradient(形状,中央の色,外側の色);
<div class="gradient">
<p>SHU BLOG</p>
</div>
.gradient {
/*--グラデーション指定以外 省略--*/
background: radial-gradient(circle,#F8E5C5 40%, #EF7101 100%);
}
指定できる形状
-
ellipse(初期値)
楕円のグラデーション -
circle
正円のグラデーション
/*--楕円のグラデーション--*/
background: radial-gradient(ellipse,中央の色,外側の色);
/*--正円のグラデーション--*/
background: radial-gradient(circle,中央の色,外側の色);
グラデーションのサイズを指定
円形のグラデーションにはサイズを変更できます。
書き方は以下のようになります。
/*--linear(線形)--*/
background: linear-gradient(形状 サイズ,中央の色,外側の色);
<div class="gradient">
<p>SHU BLOG</p>
</div>
.gradient {
/*--グラデーション指定以外 省略--*/
background: radial-gradient(circle closest-side,#F8E5C5, #EF7101);
}
指定できるサイズ
-
closest-side
要素の大きさの一番近い辺に合わせます -
closest-corner
要素の大きさの一番近い角に合わせます -
farthest-side
要素の大きさの一番遠い辺に合わせます -
farthest-corner
要素の大きさの一番遠い角に合わせます
/*--大きさの一番近い辺--*/
background: radial-gradient(形状 closest-side,中央の色,外側の色);
/*--大きさの一番近い角--*/
background: radial-gradient(形状 closest-corner,中央の色,外側の色);
/*--大きさの一番遠い辺--*/
background: radial-gradient(形状 farthest-side,中央の色,外側の色);
/*--大きさの一番遠い角--*/
background: radial-gradient(形状 farthest-corner,中央の色,外側の色);
グラデーションの中心の位置を指定
円形のグラデーションには中心の位置を変更できます。
書き方は以下のようになります。
/*--linear(線形)--*/
background: linear-gradient(形状 サイズ 中止の位置,中央の色,外側の色);
<div class="gradient">
<p>SHU BLOG</p>
</div>
.gradient {
/*--グラデーション指定以外 省略--*/
background: radial-gradient(circle farthest-corner at bottom, #F8E5C5, #EF7101);
}
指定できる中心の位置
-
at top
要素の上辺が中心になります -
at top right
要素の右上角が中心になります -
at right
要素の右辺が中心になります -
at bottom right
要素の右下角が中心になります -
at bottom
要素の下辺が中心になります -
at bottom left
要素の左下角が中心になります -
at left
要素の左辺が中心になります -
at top left
要素の左上角が中心になります -
at center
要素の中央が中心になります -
at 数値と単位
要素の左上角から、中心の座標を数値と単位で指定します -
at %
領域の幅と高さの割合を%で指定します
/*--要素の上辺が中心--*/
background: radial-gradient(形状 サイズ at top,中央の色,外側の色);
/*--要素の右上角が中心--*/
background: radial-gradient(形状 サイズ at top rightp,中央の色,外側の色);
/*--要素の右辺が中心--*/
background: radial-gradient(形状 サイズ at right,中央の色,外側の色);
/*--要素の右下角が中心--*/
background: radial-gradient(形状 サイズ at bottom right,中央の色,外側の色);
/*--要素の下辺が中心--*/
background: radial-gradient(形状 サイズ at bottom,中央の色,外側の色);
/*--要素の左下角が中心--*/
background: radial-gradient(形状 サイズ at bottom left,中央の色,外側の色);
/*--要素の左辺が中心--*/
background: radial-gradient(形状 サイズ at left,中央の色,外側の色);
/*--要素の左上角が中心--*/
background: radial-gradient(形状 サイズ at top left,中央の色,外側の色);
/*--要素の中央が中心--*/
background: radial-gradient(形状 サイズ at center,中央の色,外側の色);
グラデーションの位置を指定
円形のグラデーションには位置を変更できます。
書き方は以下のようになります。
/*--linear(線形)--*/
background: linear-gradient(形状 サイズ 中止の位置,中央の色 開始位置,外側の色 終了位置);
<div class="gradient">
<p>SHU BLOG</p>
</div>
.gradient {
/*--グラデーション指定以外 省略--*/
background: radial-gradient(circle farthest-corner at top, #F8E5C5 40%, #EF7101 100%);
}
指定できるサイズ
-
数値と単位
位置を数値と単位で指定します -
%
位置を%で指定します
/*--数値--*/
background: linear-gradient(形状 サイズ 中止の位置,中央の色 数値,外側の色 数値);
ポイント!
1.linear(円形)-gradient(グラデーション)の意味になり、線形のグラデーションを指定します。
2.中央の色と外側の色を,(カンマ)で区切るように指定します。
グラデーション作成ツール
今回は参考サイトのご紹介です!
Blend
2種類の色を選択し、線形、円形を選ぶだけです。コードも発行できます。
CSS GRADIENT ANIMATOR
簡単にグラデーションを作成してくれます。コピペで簡単に貼り付け可能です。
uiGradients
グラデーションのイメージを確認でき、パターンが豊富!!
CSS次のステップ
repeatingを指定することにより、ストライプ柄を実装しよう!
まとめ
今回はこれで以上です。
- POINT
- linear(線形)-gradient(グラデーション)の意味になり、線形のグラデーションを指定します
- radial(円形)-gradient(グラデーション)の意味になり、円形のグラデーションを指定します
- 開始色と終了色を,(カンマ)で区切るように指定します。
- 中央の色と外側の色を,(カンマ)で区切るように指定します。
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SHU
1991年生まれ九州の宮崎県育ち高校卒業後、愛知県で自動車関係のお仕事に5年間勤め、WEB業界に転職致しました。
趣味:サッカー観戦、ゲーム、映画、漫画基本インドアです!笑
つくる、しあわせをテーマとして主にWEBに関する様々な情報を発信しています。
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