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こんな方に読んでほしい
:not
の使い方について学びたい方へ今回はnon(否定擬似クラス)についての解説になります。
否定とは、条件に当てはまらないことを表します。次の章で詳しく解説いたします。
[記事の内容]
:not
とは、条件に当てはまらない要素にスタイルを適用します。
書き方は以下のようになります。
/*--not--*/
要素 :not(指定条件) {プロパティ: 値;}
要素に対して、:(コロン)を付けnotを指定します。
(指定条件)とは、html要素であるid名やclass名を指定し、CSSを記述します。
li(リスト)要素、全体に文字色#febe3e(黄色)を適用させています。
li.menu03に対して、:not
を指定し、menu03のもの以外をbold(太字)を適用させています。
:notを指定することでCSSの適用対象から除外することができます。
not 否定擬似クラス
<ul>
<li class="menu01">リスト01<li>
<li class="menu02">リスト02<li>
<li class="menu03">リスト03<li>
<li class="menu04">リスト04<li>
<li class="menu05">リスト05<li>
</ul>
ul li {font-size: 18px; color: #febe3e;}
ul li + li {margin: 10px 0 0;}
/*--notに適用--*/
ul li:not(.menu3) {font-weight: bold;}
(指定条件)とは、html要素であるid名やclass名を指定できます。
指定条件について少し解説してきましたが、他にもどのような形で指定条件が入るか一部紹介いたします。
書き方は以下のようになります。
/*--not 基本的な記述方法--*/
要素 :not(指定条件) {プロパティ: 値;}
/*--not id名を指定--*/
#sample01 :not(#sample) {プロパティ: 値;}
/*--not class名を指定--*/
#sample02 :not(.sample) {プロパティ: 値;}
/*--not 属性セレクタを指定--*/
#sample03 :not([href="sample.com"]) {プロパティ: 値;}
/*--not type属性を指定 例) type属性がmailではないinput要素にCSSが適用します--*/
#sample04 input:not([type="mail"]) {プロパティ: 値;}
/*--not :hoverを指定--*/
#sample05 :not(:hover) {プロパティ: 値;}
/*--not 最初の要素を指定--*/
#sample06 :not(:first-child) {プロパティ: 値;}
/*--not 最後の要素を指定--*/
#sample07 :not(:last-child) {プロパティ: 値;}
/*--not n番目を指定--*/
#sample08 :not(:nth-child) {プロパティ: 値;}
nth-child、nth-last-child使い方についての記事になります。
:first-child、:last-child使い方についての記事になります。
指定条件には:notを繋げることで複数の指定も可能になります。
li(リスト)要素、全体の背景色#fd6158(赤色)を適用させています。
最初と最後でない要素の背景色は#1ece50(緑色)が適用されます。
not 複数の指定条件
<ul>
<li>リスト01<li>
<li>リスト02<li>
<li>リスト03<li>
<li>リスト04<li>
<li>リスト05<li>
</ul>
/*--装飾は一部省略--*/
ul li {
background-color: #fd6158; /*背景色(赤色)を指定*/
}
/*--not 複数指定--*/
ul li:not(:first-child):not(:last-child) {
background-color: #1ece50; /*背景色(緑色)を指定*/
}
NG01 ()カッコ内にスペースを入れて続けて指定している。
NG02 ()カッコ内に,(カンマ)を入れて続けて指定している。
この2点には気を付けてください。
複数指定する場合は必ず:not():not()の形式で繋げるようにしましょう。
/*--補足 複数指定のNG例--*/
/*--NG()カッコ内にスペースを入れて続けて指定している--*/
ul :not(:first-child :last-child){
background-color: #1ece50;
}
/*--NG()カッコ内に,(カンマ)を入れて続けて指定している--*/
ul :not(:first-child,:last-child){
background-color: #1ece50;
}
(指定条件)には単純セレクタのみ指定が可能になります。
単純セレクタとは、「 」や「>」や「+」などの結合子がないセレクタの事を示します。
/*--CSSが適用されない--*/
:not(li a) {
color: red;
}
今回はこれで以上です。
:not
とは、条件に当てはまらない要素にスタイルを適用します。2024.10.05
2024.05.15
2024.05.09
2024.05.09
2024.10.05
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