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    2020.12.02
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【CSS】grid-start -endの使い方、アイテムの開始、終了位置を指定する!

SHU[シュウ]

1991年生まれ九州の宮崎県育ち
高校卒業後、愛知県で自動車関係の
お仕事に5年間勤め、WEB業界に
転職致しました。
趣味:サッカー観戦、ゲーム、映画、漫画
基本インドアです!笑

シュウ
シュウ
今回は【CSS】grid-start -endの使い方、アイテムの開始、終了位置を指定する!
の解説になります!

こんな方に読んでほしい

  • CSSを学び始めた方へ
  • Grid Layoutについて学びたい方へ
  • 今回はgrid -start -endでアイテムの開始、終了位置を指定する解説になります

前回は、grid-templateについての指定方法など、解説しております。
【CSS】grid-templateの使い方、行と列のトラックサイズを指定する!

Grid Layoutでは様々なレイアウトが可能になります。
指定項目が多いため、パートに分けて解説していきます。

グリッドレイアウトとは

グリッドレイアウトとは

グリッドレイアウトとは
グリッドレイアウトは2次元レイアウトとも呼ばれ、HTML、CSSを使って
水平方向、垂直方向の両方に沿って要素を配置できます。

グリッドレイアウト

グリッドレイアウトでは、Grid Layoutコンテナを格子状のマス目のように考えることができます。
要素の長さや、順番に関わらず、上記のように2次元的にレイアウトすることが可能です。
1方向に関わらず、自由に要素を配置できます。

親要素に、display:grid、inline-gridを指定すると、その要素をGrid Layoutコンテナに指定できます。
また、Grid Layoutコンテナの子要素は自動的にグリッドアイテムとなります。

Grid Layoutコンテナ (グリッド全体を表す要素になります)
グリッドアイテム (グリッドのエリアに配置する要素になります)
書き方は以下のようになります

親要素 {
	display: grid / inline-grid;
	
	/*--内訳
	①display: grid;
	②display: inline-grid;
	①か②のどちらかを指定します。
	--*/
}
指定できる値
  • grid -start -end
    今回はここを解説!
    grid -start -endとは、アイテムの開始、終了位置を指定します。
  • display:grid / inline-grid 
    解説の記事ありますよ
    要素をGrid Layoutコンテナに指定できます。

grid -start -endの使い方について

grid -start -endの使い方について

grid -start -endプロパティとは、グリッドレイアウトの開始、終了位置を指定します。
grid-row-start:
行のグリッドアイテムの開始位置
grid-row-end:
行のグリッドアイテムの終了位置
grid-column-start:
列のグリッドアイテムの開始位置
grid-column-end:
列のグリッドアイテムの終了位置
-row、-column毎に、開始位置、終了位置を指定します。
書き方は以下のようになります

/*--親要素--*/
親要素 {
	display: grid / inline-grid;	
	/*--内訳
	①display: grid;
	②display: inline-grid;
	①か②のどちらかを指定します。
	--*/
}

/*--子要素--/
.grid-item {
	grid-row-start: 値;
	grid-row-end: 値;
	grid-column-start: 値;
	grid-column-end: 値;
}
指定できる値
  • ライン番号
    グリッドアイテムのライン番号で指定します。
    負の値の場合は、ライン番号を逆から数えることができます。

グリッドアイテムのライン番号とは

グリッドアイテムのライン番号

左と上から順にライン番号を数え指定します。
負の値の場合は、ライン番号を逆から数え指定します。

デモを用いて、ライン番号での指定を行ないます。

行:grid-row
grid-row-start: 1;
grid-row-end: 4;
列:grid-column
grid-column-start: 1;
grid-column-end: 3;

上記のように、アイテムAは「行:row」のstartを1に指定し、endを4に指定します。
「列:column」のstartを1に指定し、endを3に指定します。

行:grid-row
grid-row-start: 1;
grid-row-end: 2;
列:grid-column
grid-column-start: 3;
grid-column-end: 5;

上記のように、アイテムBは「行:row」のstartを1に指定し、endを2に指定します。
「列:column」のstartを3に指定し、endを5に指定します。

行:grid-row
grid-row-start: 2;
grid-row-end: 3;
列:grid-column
grid-column-start: 3;
grid-column-end: 5;

上記のように、アイテムCは「行:row」のstartを2に指定し、endを4に指定します。
「列:column」のstartを3に指定し、endを5に指定します。

行:grid-row
grid-row-start: 3;
grid-row-end: 4;
列:grid-column
grid-column-start: 3;
grid-column-end: 5;

上記のように、アイテムDは「行:row」のstartを3に指定し、endを4に指定します。
「列:column」のstartを3に指定し、endを5に指定します。

※現在:スマホでは「セル①〜セル⑥」は、
縦に並んでおります。

ライン番号での指定の使用例

アイテムA
アイテムB
アイテムC
アイテムD
<div class="grid-container">
<div class="grid-item grid-itemA">アイテムA</div>
<div class="grid-item grid-itemB">アイテムB</div>
<div class="grid-item grid-itemC">アイテムC</div>
<div class="grid-item grid-itemD">アイテムD</div>
</div>
 /*--親要素--*/
.grid-container {
	display: grid;
	
	/*--以下装飾--*/
	background-color: #ffffff;
	border: solid 5px #fb6158;
}

/*--子要素--*/
.grid-item {
	font-size: 18px;
	font-weight: bold;
	text-align: center;
	color: #ffffff;
	background-color: #1ece50; /*--各アイテム 背景色のみ変更しております--*/
	padding: 30px;
	box-sizing: border-box;
}
.grid-itemA {
	grid-row-start: 1;
	grid-row-end: 4;
	grid-column-start: 1;
	grid-column-end: 3;
}
.grid-itemB {
	grid-row-start: 1;
	grid-row-end: 2;
	grid-column-start: 3;
	grid-column-end: 5;
}
.grid-itemC {
	grid-row-start: 2;
	grid-row-end: 3;
	grid-column-start: 3;
	grid-column-end: 5;
}
.grid-itemD {
	grid-row-start: 3;
	grid-row-end: 4;
	grid-column-start: 3;
	grid-column-end: 5;
}

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【STEP01】Grid Layoutの使い方、グリッドレイアウトを指定する
要素をGrid Layoutコンテナに指定できます。
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grid-auto-rows -columnsプロパティとは、暗黙のトラックのサイズを指定します。

まとめ

今回はこれで以上です。
次回は「行と列のアイテムの位置をまとめて指定」について解説します。

POINT
  • Grid Layoutコンテナとは、グリッド全体を表す要素になります。
  • グリッドアイテムとは、グリッドのエリアに配置する要素になります。
  • grid-row-startとは、行のグリッドアイテムの開始位置になります。
  • grid-row-endとは、行のグリッドアイテムの終了位置になります。
  • grid-column-startとは、列のグリッドアイテムの開始位置になります。
  • grid-column-endとは、列のグリッドアイテムの終了位置になります。
  • 左と上から順にライン番号を数え指定します。
  • 負の値の場合は、ライン番号を逆から数え指定します。
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1991年生まれ九州の宮崎県育ち高校卒業後、愛知県で自動車関係のお仕事に5年間勤め、WEB業界に転職致しました。
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